日本海の高級魚「のどぐろ」を使った天たつの干物「のどぐろいしる干し」と、これまた福井の高級魚として知られる若狭ぐじを手塩にかけて仕上げた「若狭ぐじ一夜干し」のギフト詰め合わせ「のどぐろ 若狭ぐじ干物詰合せ」が今冬天たつの冬のギフトとして人気を頂いています。
「のどぐろ」はアカムツとも言われる日本海でとれる高級魚の代表格。
そのノドグロに包丁を入れてひらき、流水で丁寧に洗い、「いしる」という魚醤にサッと付けて一夜干しにした商品が天たつ人気の干物「のどぐろいしる干し」です。
ノドグロのたっぷりとした甘い脂と、魚介の旨味がギュッと濃縮した魚醤「いしる」の旨味がお互い引き立て合い、香ばしく焼いていただきますと大変美味。
ご飯のおかずにも、お酒の肴にもお勧めです。
セットに入るもう一つの品が「若狭ぐじ一夜干し」です。
福井県若狭湾でとれる甘鯛を若狭ぐじとよび古来から身の旨味と上質な脂で高級魚とされてきました。
その身の旨味は独特で濃厚。
この若狭ぐじを包丁で開き、丁寧に流水で洗い、塩を手でなじませて、一夜干しに仕上げました。
こちらも香ばしく焼いてご飯のおかずに、お酒のつまみにお召し上がりいただきますと大変美味な一品です。
のどぐろいしる干し半身を4枚、若狭ぐじ一夜干し半身を3枚を真空パッケージして急速冷凍て化粧箱に詰合せし、越前手すき和紙にて包装をしたギフトセットになります。
冷凍の商品となりますので賞味期限も120日と長く、お好きなときにお使いいただけます。
福井の冬に美味しい干物として大変オススメの「のどぐろ 若狭ぐじ干物詰合せ」を冬のギフトにお使いいただけましたら幸いでございます。
4月に福井でとれる手のひらサイズの小鯛を天塩で干し、一夜干しにしあげた小鯛一夜干しを天たつ片町本店、天たつプリズム福井店、天たつHPにて1枚324円税込みにて販売を開始しました。
今とれている魚ですので、とれなくなったら販売終了となります。
小鯛ささ漬でも有名な福井の小鯛のウロコ、内臓をとり塩をふりかけてなじませて、寒風に当てながら干し上げた天たつの小鯛一夜干し。
塩気は薄めで小鯛の味が濃いです。
ただ、手のひらサイズのため骨が多く感じ食べにくいです。
でも、この身は本当に美味いです。
焼き方はといいますと、ベストは魚焼きグリルです。
グリルのない方はフライパンにアルミホイルを敷き、その上で焼いても大丈夫です。
じっくり、しっかり焼くのがコツです。
オススメの食べ方は香ばしく焼きあげてお酒の肴にすること。
ご飯のおかずとしてでも良いのですが、骨が多いため慣れていない方はなかなかご飯が進まないことが在るためです。
ではなぜお酒の肴だと良いのか。
しっかりと焼いた小鯛一夜干しを箸や手でむしりながら、骨を取り身を食べ、お酒を飲む。
そしてまた身を箸でほじくる。
お酒をじっくりと時間をかけて飲むのに調度良い作業かと思います。
細かな骨をとり、完璧に仕上げた身を頬張る瞬間の嬉しさと、噛み締めた小鯛の甘味は、格別です。
ぜひご自身のお酒の肴に、またご主人の酒のおつまみに季節の小鯛一夜干しをご利用いただけたらと思います。
福井の冬の美味魚に「若狭かれい」があります。
江戸時代のころから福井は若狭から京都への物流が活発になりました。
当時は若狭から入る魚介産物は大変美味しいと喜ばれており、皇室、宮家の方々の食べられるものとして献上をしてきました。
そのころに地方の名産などを書かれた書物「日本山海名産図絵」の中で若狭かれい一夜干しのことをこう褒められています。
「淡乾の品多しとはいえども是天下の出類、雲上の珍美ともいうべし」
今でも福井県から皇室へ毎年時期になると若狭かれいの一夜干しを献上しています。
若狭かれいは身が透き通るように白く、鰈類独特の臭みもなく、一夜干しにすると大変香り良い、旨味甘みバランスのとれた美味しい干物になります。
この若狭かれい、一夜干しも大変美味しいのですが、天たつでは今冬昆布〆にしました。
若狭かれいの香りを昆布で閉じ込め、昆布の旨味を〆込んだ「若狭かれい昆布〆」。
旨味濃い味と昆布の自然な塩気があるので、醤油など付けずにワサビだけつけてお召し上がりになることをお勧めしています。
より一層若狭かれいと昆布の旨味をお楽しみいただけるのではないかと思います。
天たつの「若狭かれい一夜干し」と「若狭かれい昆布〆」でご満足いただけるお酒の席をお手伝いできましたら幸いです。
福井の海でとれる笹かれいを「若狭かれい」とよびます。
若狭でとれる笹かれいは特に味がよく脂の乗りもよいということで昔から京都や大阪では重宝されておりました。
その若狭かれいの旬は9月から春先までの時期。
ちょうど今からの魚です。
先週末福井の網にかかり、あがってきた若狭かれいを一夜干しに仕上げた「若狭かれい一夜干し」を天たつでは本日より販売を開始いたします。
若狭かれいはカレイ独特の土の香りがなく、とても淡白ながら非常に旨味の濃い魚で、昔からそして今も高級魚として知られています。
この若狭かれいを一番おいしくお召し上がりいただくのはやはり薄目の塩だけで仕込む「一夜干し」。
薄く塩をすることで若狭かれいの旨味と甘味がぐっと増します。
それを身のジューシーさが残るくらいに干しあげます。
表面は乾いているが身の部分は生に近い干物。
ですので天たつでは若狭かれい一夜干しは冷凍販売となります。
焼いてお召し上がりいただけますと、若狭かれいの香ばしい磯の香りと旨味濃い味でお酒の肴にも、ご飯のおかずにも喜んでいただけるものと思います。
旬の「若狭かれい一夜干し」をどうぞご賞味くださいませ。
昨日の続きですが若狭ぐじについてもう少し書きます。
若狭ぐじとは若狭湾でとれたアカアマダイのことを言い、その身は白く甘みのある味質から甘鯛と名付けられたといいます。
身は非常に柔らかく、また鮮度の劣化が早いためその昔は若狭湾でとれた若狭ぐじはひと塩をして干して京の都に運ばれたとか。
ちなみにひと塩とは良い塩梅にふりかける加減塩のこと。
天たつのひと塩は甘塩に仕上げてあります。
1600年台の食の本に、
「味は極めてよく、肉も脆白で、最も毒がなく長患いの人にも害はない」
とあり、かの美食家であります北大路魯山人も著書の中で若狭ぐじの美味さについてふれています。
この若狭ぐじ一夜干しを焼いて食べていただくと、独特の旨味があります。
他の魚にはない美味しさと海の香りです。
まだお召いただいたことの無い方にはぜひお試しいただけたらと思います。
塩を振り、干しただけの魚がここまで美味くなるのかと驚かれることと思います。
若狭湾でとれたアカアマダイを丁寧に開き甘塩で干しあげた「若狭ぐじ一夜干し」は御中元のギフトに、自宅で楽しむお酒の肴に、今の時期のお勧めでございます。
話は変わりますが私の楽しみは夜ひとりお酒をいただくこと。
別に一人が好きなわけでもないのですが所帯を持ってからはこうしたスタイルが多くなっています。
妻がお酒を飲めないこともあり私一人お酒の瓶と肴を抱え楽しむ毎日です。
今回の若狭ぐじ一夜干しのような季節の肴は大変嬉しいもの。
自分で焼く手間はありますが、1/4尾分ほどよく焼き、香ばしくガワがカリッとしたところを箸でほぐしてお酒といただくと最高です。
お楽しみいただくのは私のように一人でなくても良いと思いますが、どうぞ一度お試しくださいませ。
若狭ぐじ一夜干しとは福井県若狭湾でとれる甘鯛の一夜干しのことで、旨味深い魚で、香ばしく焼いて食べていただきますと大変美味な昔から福井、京都、大阪などで好まれている干物です。
若狭でとれる甘鯛を特に若狭ぐじと呼んだのは京都に都があった時代でした。
そのころ「若狭もの」と言われて福井でとれた魚介が京の都で重宝されていました。
その中でも好まれていたのがこの「若狭ぐじ」だったと聞きます。
若狭ぐじの身は独特の旨味があります。
ひと塩で干しあげることで旨味もぐっと引き立ち、焼き上がりの香ばしさと相まって大変美味しい一品に。
ご飯のお供としても、お酒の肴にも大変好まれるものかと思います。
ただ今とれています旬の若狭ぐじも夏の時期だけの販売となります。
お中元などのギフトとしてもお使いいただけます詰合せもご用意しておりますので、どうぞこの機会にご賞味くださいませ。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
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