雲丹塩(うにしお)をご飯にかけてお茶漬けにしても美味です

天たつの雲丹塩(うにしお)でお茶漬けを作るときは写真くらいの量がよいかと思います
天たつの雲丹塩(うにしお)でお茶漬けを作るときは写真くらいの量がよいかと思います

先日夕食でなにか物足らなさを感じたので、〆に雲丹塩(うにしお)をご飯にかけお茶漬けにしていただきました。

 

 

 

雲丹塩は天たつで昨昨年から販売している汐雲丹で作った調味料で、塩の濃い汐雲丹を作りそれを乾燥したものと、汐雲丹を作る時に生のバフンウニに塩を振るのですがその際にでるドリップを集めて乾燥させたもの、この二つを合わせて粉にすったものです。

 

 

 

汐雲丹を作る際に出るドリップを昔から「雲丹醤(うにひしお)」とよんで、浜の人たちは焼き物をするときなどに使う調味料として使っていました。

独特の香りと旨味の液体です。

 

 

 

雲丹塩はまさにバフンウニの旨味を凝縮しお楽しみいただくことのできる調味料です。

 

 

今回食べた「雲丹塩茶漬け」はかざりっけなく、本当に雲丹塩をご飯にかけて熱いお茶をその上からかけただけだったのですが、汐雲丹の磯の香りがプンッと鼻を抜けて、汐雲丹の旨味を感じつつサラサラといただきました。

雲丹塩で作るお茶漬けもお勧めです。

 

 

ご飯にかけたのは小さじ半分くらいでしょうか。

雲丹塩は「塩」ですのでこれくらいで塩分的にもちょうどよく、美味しく食べることができました。

 

今思いますと雲丹塩と一緒に「板岩のり」や「海藻ふりかけ」をすこし入れても美味しかったかと思います。

 

板岩のりも海藻ふりかけも今の時期(2月~春頃まで)に天たつで販売しています福井県三国でとれた「岩のり」「はば」「あおさ」といった海藻を乾燥させてつくった季節限定の商品。

とっても爽やかな磯の香り濃いものです。

 

 

 

この雲丹塩は他にパスタにかけていただいたり、おにぎりを握っても美味しいですが、私のお気に入りは湯豆腐のお豆腐にふりかけてお酒と共にいただく食べ方。

 

 

お豆腐の甘みをとっても感じることができて、また雲丹塩の心地よい磯の香りがまた美味しく、寒い時期でしたら燗にしたお酒と一緒にいただくとそれはもう美味しいです。

 

 

「湯豆腐に雲丹塩をかけて燗酒と」まさに今の時期のお勧めの食べ方ですのでぜひ一度お試しいただけたらと思います。

 

 

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天然小鯛の香ばしく焼いた頭でおダシをとる冬の炊き込みご飯の素「小鯛飯の素」が残りわずかとなりました

天たつの「小鯛飯の素」は小鯛の香ばしく焼いた頭でダシを取る自然な旨味たっぷりの海鮮炊き込みご飯の素です
天たつの「小鯛飯の素」は小鯛の香ばしく焼いた頭でダシを取る自然な旨味たっぷりの海鮮炊き込みご飯の素です

福井でとれた天然真鯛の切り身と、福井でとれた天然小鯛の頭を香ばしく焼き上げた出し殻パックの入った「小鯛飯の素」は生姜の香りの利いた大変おいしい炊き込みご飯の素です。

 

 

この時期しか販売をしない天たつの商品に「小鯛飯の素」があります。

 

こちらは小鯛の取れる季節にあわせた冬季限定の商品。

 

季節も差し迫りあと少しの販売となりますが、久しぶりに今朝炊いて食べてみました。

 

 

 

 

「小鯛飯の素」の中身は、①お酒と醤油と昆布1片が入ったおダシ袋、②真鯛の切り身、③出し殻パックに入った小鯛の香ばしく焼いた頭、の三点。

 

 

まず二合のお米をとぎます。

 

そして水を切って、凍ったままの小鯛飯の素の袋を開けます。

凍ったままで①のおダシ袋を開けてお米の中に入れます。

このときに袋に少し凍ったおダシが残っていたので、おダシ袋の中に水を入れ袋に残ったおダシもきれいにお米にかけてあげました。

 

 

次に2合にあわせて水加減をします。

 

その後、②の真鯛の切り身を袋から出して凍ったままお米の上にのせます。

切り身とかぶらないように③の出し殻パックをお米の上にのせて、少しだけ指で押して水に沈めてあげます。

 

この時出し殻パックをお米の下に潜らせてしまうと炊き上がった時に出し殻パックの上にご飯がのってしまい、取り出す時に手間がかかるので水にしたしてあげるように押すのがポイント。

 

これをするかしないでだいぶおダシの出具合が違います。

 

 

あとはそのまま炊飯ボタンを押して炊き上がるのをまつだけ。

 

 

この「待つ」という時間も美味しさを盛り上げるポイントかと思いました。

 

炊いているときの香ばしい小鯛の香りと、お醤油の香り、そして生姜の爽やかな香りが部屋中にあふれて食事が大変待ち遠しかったです。

 

 

 

炊き上がりましたらお釜を開けて出し殻パックを取り出します。

この出し殻パックはおダシを出すためだけなのでここで役目は終了です。

 

 

ご飯をしゃもじで切るようにかるくかき回し、固まった真鯛の切り身を荒くほぐしたら小鯛炊き込みご飯の完成です。

 

 

茶碗によそい、味噌汁をおわんに入れ、お新香を置き、いただきました。

先にも申しましたが鯛の塩気が本当にちょうどよく、また生姜もきいていて食がどんどん進みました。

大変満足な朝ごはんでした。

 

 

この「小鯛飯の素」の販売も残りあとわずかとなりました。

季節が終わると次の販売は次の冬。

よろしければこの機会にご賞味くださいませ。

 

 

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福井県三国でとれた天然岩のりで作る「板岩のり」を載せて食べるおじやも最高でした

天たつで2月末から販売予定の福井県三国産天然「板岩のり」を半熟卵おじやにかけていただきました
天たつで2月末から販売予定の福井県三国産天然「板岩のり」を半熟卵おじやにかけていただきました

2月のまだまだ海の水の冷たい福井県三国の浜にいきますと海女さん達が岩に付いている天然の「岩のり」をとっている姿を見ることができます。

波をかぶりながらの作業なので大変なのですが、この時期とれる天然岩のりは本当に香りがよく美味しいもの。

 

 

天たつではこの天然岩のりを板状に並べて干しあげた「板岩のり」を2月末頃から販売を予定しています。

 

 

先日先に入荷しました板岩のりを肴に美味しいお酒をいただいた話を書かせていただきましたが、その時の板岩のりがまだ残っており何に使うか思案しておりました。

 

 

 

そして、今朝思いついて食べたのが「卵おじや」に板岩のりをかけて食べること。

 

これがまた美味しいものでした。

 

 

おじやの味付けはちょっと手間をかけて、昆布とかつお節でダシを取り、塩、醤油で味を調え作ったおダシに冷えたご飯を入れて煮立たせてから、といた卵を回し入れて半熟の良い加減で火を止めました。

 

 

熱々のままお茶碗によそって上から板岩のりを大きめのばんに切ったものを振り掛けて完成です。

 

 

立ち上る湯気におダシの良い香りと天然岩のりの爽やかな磯の香りが相まって食欲が一気にわきあがりました。

 

熱々なので少しずつおじやと岩のりをスプーンによそって、食べましたら口の中は美味しいおじやのおダシの旨味と半熟卵の美味しさ、そして岩のりの香ばしく爽やかな旨味が口に広がり、大変美味なおじやに。

 

 

贅沢な朝ごはんをいただきました。

 

 

天然岩のりは爽やかな磯の香りとこうばしい旨味があるため、朝の爽やかな朝食にはぴったりなのじゃないかと思います。

 

 

天然岩のりの香りと美味しさを味わっていただくお料理として、おダシをきかせた「お吸い物」や「おみそ汁」、「湯豆腐」もちろん「炊き立てご飯」にかけたり「おにぎり」にまいても美味しいです。

 

この天然板岩のりでまいたおにぎりに越前仕立て汐雲丹(しおうに)をいれた「汐雲丹おにぎり」はぜひお試しいただきたいもの。

 

 

塩で握ったおにぎりに越前仕立て汐雲丹(しおうに)を一欠片いれ、それを板岩のりでまきますと大変おいしいそして本当に贅沢なおにぎりとなります。

大変お勧めいたします。

 

 

もう少々で販売を開始します季節限定の福井県三国産天然「板岩のり」。

皆様にお届けできる時を楽しみにしております。

 

 

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お酒の肴にも、汐雲丹おにぎりをまいても美味しい天たつの「板岩のり」は2月下旬から販売となります季節限定商品です

天たつの「板岩のり」は福井県三国でとれた天然の岩のりを板状に干して作ったシャキシャキとした食感が特徴の磯の香り濃い板のりです
天たつの「板岩のり」は福井県三国でとれた天然の岩のりを板状に干して作ったシャキシャキとした食感が特徴の磯の香り濃い板のりです

天たつでこれからの販売開始となります「板岩のり」はこの時期福井県三国の海女さんが海岸の水際の岩に付く天然の岩のりをかき集めて板状に干した、磯の香りのとっても豊潤な板のりです。

 

 

この時期福井県では雪が時折ちらつき冷たい風が吹きます。

冬の日本海は波が荒く海水もかじかむような冷たさです。

 

この寒の時期、海岸の岩場にある水際の岩に海藻がつきます。これが岩のりです。

 

 

今出回っている板のりには養殖の海苔をつかっているものも多いかと思うのですが、天然の岩のりは磯の香りがとっても強く、口の中に風味良い香りが広がります。

 

 

そして天然岩のりの特徴として言えるのが「歯ごたえ」です。

 

 

板のりで歯ごたえ、といわれてもピンと来ないかもしれませんが板のりになっている海苔はもともと細かな葉状になった海苔を集めてそれを板状に並べて干したものになります。

 

天然岩のりは荒い波に流されないようにしっかりと岩についています。

そして冷たい海の中で波にもまれているためその海苔一枚一枚がしっかりとし、歯ごたえが「シャキシャキ」します。

 

 

昨晩天然板岩のりを軽く炙り、そのままパリパリと食べながらお酒をいただいておりました。

 

岩のりは岩にくっついているためよく石を抱えています。

 

石を外すために海からとってきた天然岩のりは何回も何回も真水で洗います。

 

そのため塩分は薄くなっていますが磯の香りはすごく濃く、お酒の肴としてそのままでも十分美味しくいただきました。

 

塩気がほしい方は醤油を先っちょに少し付けながら頂いても美味しいかと思います。

 

 

 

そしてまだ今年は試していないのですが一番の贅沢でおすすめの食べ方はこの岩のりでまいた「汐雲丹おにぎり」。

越前仕立て汐雲丹(しおうに)の旨味と岩のりのシャキシャキとした歯ごたえがあわさり、それは磯の香りと旨味の濃い、美味しいおにぎりです。

 

ぜひ一度お試しいただけたらと思います。

 

 

この「板岩のり」は福井県三国でこの時期2月頃にしか取れない海藻ですので、時期が終わりましたら販売も今年度は終了となります。

ご用命いただくさいはお早めにご連絡いただけますとありがたく思います。

 

 

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天たつの「銀だら照焼」をベストに美味しく食べていただくには「湯煎」+「オーブントースター」がよいかと思います

天たつの冷凍焼き魚「銀だら照焼」は湯煎とオーブントースターで温めるとベストな美味しさでお召し上がりいただけます
天たつの冷凍焼き魚「銀だら照焼」は湯煎とオーブントースターで温めるとベストな美味しさでお召し上がりいただけます

天たつの「銀だら照焼」は脂ののった銀だらを旨味濃い照焼ダレに漬け込み、香ばしく焼いた「焼き魚」を冷凍にして手軽に美味しい焼き魚を食べられるようにした冬季限定の新商品です。

 

 

銀だらはご存知の方も多いかと思うのですが大変脂ののった近年人気の魚です。

 

あふれるような甘い脂が特徴で、煮つけにしたり、焼き魚にしても美味しく天たつでも西京漬や粕漬けとしてこれまで販売をしていました。

 

 

昨年末からこの「銀だら照焼」という商品の販売を始めたのですが、じわじわと人気が出てきています。

改めてみなさんにお買い求めいただく理由を知るために今朝の朝食で食べてみました。

 

 

銀だら照焼は冷凍で販売をしているのですが、昨晩から冷蔵庫に移してある程度解凍をしておきましたが、中心の方はまだ固く、最後まで解凍されてはいませんでした。

 

外袋を破り、うち袋から焼いた銀だらの身をだして、オーブントースターにアルミホイルをしき、5分ほど焼いて余熱でさらに3分ほど温めてお皿に盛りました。

 

そこに一緒に入っています「後かけタレ」をたっぷりとかけて完成です。

 

 

脂の乗りも大変良く、プリッとした食感とかむとジュワッとあふれる甘い脂の旨味、照焼タレの旨さも相まって大変ご飯が進みました。

半分はご飯のおかずとしてそのままいただき、残り半分はご飯の上にのせて、残った後かけタレをさらにその上からかけて「銀だら照焼丼」にしていただきました。

 

これがまた美味かったです。

 

私は思いつきでやったので銀だら照焼をほぐしてご飯の上にのせただけでしたが、アサツキを刻んで振りかけたり、ミョウガなどを千切りにしてかけても美味しいかと思います。

ぜひ一度お試しくださいませ。

 

 

 

今回の食事で一つ残念だったのは銀だらの身の中心が、温かいのですが熱々ではなかったことでした。

 

一晩冷蔵庫で解凍し(朝の時点で銀だら照焼の中心はまだ固かったです)オーブントースターで5分の加熱と3分の余熱では中まで熱々にはならないようです。

 

 

そこで考えました。

温める際にお勧めなのが「湯煎」+「オーブントースター」かとおもいます。

 

 

銀だら照焼は外袋の中の内袋に真空で入っていますので、お湯を沸騰させその中に内袋ごといれて沸騰したまま5分ほど温めます。

そしてお湯からとりだし内袋からとりだして、オーブントースターで3分ほど温めていたいただくとベストな美味しさになるのではないかと思います。

 

オーブントースターは一手間なのですがこれをやると焼き上がりの香ばしさが戻って美味しいんです。

 

 

この銀だら照焼は子供にも人気のようで、我が家の子供たちもペロリと食べていました。

 

冬季限定で販売をする予定の銀だら照焼。

ご飯のおかずにも、「銀だら照焼丼」でも、お酒の肴としても、お召し上がりいただけたら幸いです。

 

 

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爽やかな磯の香りが口の中に広がる「海藻ふりかけ」が今年も出来上がってきました

天たつが2月から春の季節に販売します「海藻ふりかけ」は福井県三国でとれた、岩のり、はば、アオサ、を海の味そのままで作る磯の香り濃いふりかけです
天たつが2月から春の季節に販売します「海藻ふりかけ」は福井県三国でとれた、岩のり、はば、アオサ、を海の味そのままで作る磯の香り濃いふりかけです

天たつの「海藻ふりかけ」は福井県三国でとれた「岩のり」や「はば」「アオサ」といった海藻を海からあげて水で洗い干しただけのものと、これも海からあげて真水で洗い干した国産のワカメをもみほぐした「もみわかめ」と混ぜて作った本当に自然な美味しさそのまま味わえる日本海の磯の香り濃いふりかけです。

 

 

 

今福井県三国は海藻がたくさんとれる季節。

「岩のり」「アオサ」「はば」がとれています。

 

 

 

その香りと言ったらまさに豊潤。

干しあげたばかりの海藻を入れた袋を開けますと袋から出てくる海藻の爽やかで深い香りがあたりに漂います。

 

天たつではこの時期、三国の海女さんがとる海藻の「岩のり」「アオサ」「はば」を干して手で揉みほぐし、ゴマと国産のもみわかめと合わせて作った「海藻ふりかけ」を販売します。

その香りは海の豊潤で爽やかな香りにあふれています。

干しあげたばかりの海藻を入れた袋を開けますと袋から出てくる海藻の香りがあたりに漂います。

 

この「海藻ふりかけ」まだ今年は準備中であと数日お待ちくださいませ。

 

 

 

ただ原料は入ってきております。

 

今朝は作ったばかりの海藻ふりかけを炊き立てのご飯に振り掛けていただきました。

今朝の朝食は海藻ふりかけをかけたご飯とみそ汁のみ。

充分満足な朝でした。

 

 

海藻ふりかけには先に申しましたとおり「岩のり」「アオサ」「はば」「ワカメ」の4種類の海藻が入っています。

4種類の海藻はそれぞれが違った香りと味をもっています。

それらが口の中で合わさって放つ爽やかな磯の香りは大変心地よいもの。

最高の朝食でした。

 

 

 

家族での朝食でしたので子供たちも喜んで食べていました。

この海藻ふりかけは、岩のり、アオサ、はば、ワカメ、もすべて海からあげて真水で洗い干しただけの本当にプレーンな味のまま。

素材が持つ本当の美味しさというものを子供のうちから教えてあげるという事も良いことなのじゃないかと思いました。

 

 

この「海藻ふりかけ」は海女さんが取れた分だけの海藻で仕込み販売します。

ですのでなくなり次第終了となります。

ちなみに昨年は2月後半に販売を開始し4月頃まで販売をしておりました。

 

 

毎年変わる海の中のことですのでいつまでお出しできるかはっきりとはわかりませんが、今の時期の福井の海の香りのする「海藻ふりかけ」を皆様にお楽しみいただけたらと思います。

 

 

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天たつの「天然ぶりヅケ」を晩のお酒の肴でいただき、翌朝残ったもので「天然ブリヅケ丼」をさらに美味しくいただきました

天たつの「天然ぶりヅケ」を晩のお酒の肴でいただき、翌朝残ったもので「天然ブリヅケ丼」をさらに美味しくいただきました
天たつの「天然ぶりヅケ」を晩のお酒の肴でいただき、翌朝残ったもので「天然ブリヅケ丼」をさらに美味しくいただきました

冬の時期日本海でとれた脂ののった天然ぶりをおダシを利かせた甘辛い「づけタレ」に漬け込み味をしみこませて作る天然ぶりヅケは、ご飯のおかずとして食べていただいても、お酒の肴に食べていただいても美味しい天たつ冬のお勧め商品です。

 

 

 

急に食べたくなり、昨晩の酒の肴に「天然ぶりヅケ」をいただきました。

 

 

昨晩は一本義さんの辛口のお酒を燗にして、天然ぶりヅケを三切れほどをかじりながらチビリチビリとやっておりました。

 

天然ぶりヅケは甘めに仕立ててたダシに漬け込んで味をつけているのと、この時期特有の天然ブリのトロリとしたたっぷりの脂があるため、断然辛口のお酒とあわせて飲まれることをお勧めいたします。

 

 

天然ぶりヅケの脂の甘みと魚の旨味が口の中に広がったところに切れの良いお酒をくっと流し込めば、口の中に旨味が幾重にも広がりまた次の一口を飲みたくなる。

 

昨晩も一人でお酒をいただいていたのですが良いお酒でした。

 

 

 

 

さて、天然ぶりヅケですが昨日は三切れほどしか頂いていないので、今朝見ると六切れ残っておりました。

 

実はこれも計算してのことでした。

 

昨晩のうちに冷蔵庫にアサツキがあることを確認しておりました。

朝食に天然ぶりヅケ丼を食べるためでした。

 

 

朝家族がまだ起きてこない時間にそそくさと支度を始めます。

 

 

 

ご飯を炊き、アサツキを細かく刻み、天然ぶりヅケを冷蔵庫から出しておきます。

そしてご飯が炊きあがったらご飯をざっくりと混ぜて少し釜の中において、こんもりと丼によそいます。

 

そこに冷蔵庫からしばらく出して程よく冷えた状態の天然ぶりヅケをのせ、一緒についている後かけ用のタレをほどよくかけます。

最後に刻んだアサツキをうえからたっぷりとふって、「天然ぶりヅケ丼」の完成です!

 

 

 

贅沢な一日の始まりでした。

ダシの利いた特製の甘辛いタレにつけており、臭みとりのために表面を湯で流しているため魚特有の臭みもなく魚の美味しさと脂の甘みを十分に感じられ、ご飯が大変進みました。

 

ぜひ皆様にも前の晩のお酒の肴で残った「天然ぶりヅケ」を朝食で「天然ぶりヅケ丼」として美味しくお召し上がりいただけたらとても嬉しく思います。

 

 

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大サイズのズボガニがあれば蟹好きの方にもご満足いただけるかと思います

天たつのズボガニ大サイズは爪も大きく蟹好きの方にもお勧めです
天たつのズボガニ大サイズは爪も大きく蟹好きの方にもお勧めです

先日、入荷したズボガニが1ハイ余りいただく機会がありました。

 

 

天たつの大サイズ「ズボガニ」だったのですが、爪が大きく足も太く大変食べ応えのあるものでした。爪などは胴回りの直径が4cmほど。

 

その時は1ハイを妻と二人で半分ずつ頂いたのですがそれでも十分満足できる量でした。

 

ズボガニは殻を割って身を「ズボッ」と引っ張り出してほおばり食べる、という福井で昔から愛されている蟹ですが時期も後半(3月過ぎ)になってくると身が詰まり始めこの「ズボッ」がうまくできないことがあります。

 

 

身が詰まってくることは良いのですがズボガニの醍醐味の殻を「バキッ」と割り、身を「ズボッ」と抜き、足の身を豪快に丸ごと「パクッ」と頬張るという食べ方ができないのは少し残念なもの。

 

 

しかし、先日食べたズボガニはこの「バキッ」「ズボッ」「パクッ」を存分にお楽しみいただけます。

今の時期はやはりお勧めです。

 

 

 

ズボガニは塩水で茹でてあるので何もかけずにそのまま食べてもジューシーな甘味があり、程よい塩気もあって美味しくお召し上がりいただけるのですが、今回は夕飯の際に頂きましたので酢醤油(醤油1:酢2)を少しつけながらいただきました。

 

 

ただご飯を食べながらズボガニを食べるというのはなかなか難しく、手が汚れてしまう事もあり、まずはズボガニを食べることに集中して食べ終えてから他のおかず、ご飯に手を付けるという形でした。

ズボガニを食べるときはもしかしたら箸を使わずに手でつまめるような食を一緒に食べると良いのかも、とふと思いました。

 

 

それか定番の熱めに燗をしたお酒と共に頂くのが美味しいです。

 

今回は(めずらしく)お酒は無しでいただきましたが、この時期にいただく燗酒とズボガニの組み合わせなどは最高です。

福井に生まれてよかったと思える瞬間です。

 

次の機会にはぜひこの組み合わせでいただこうと思います。

 

 

ズボガニ大サイズが1ハイあれば量的にも美味しさの部分でも蟹好きの方でも十分にご満足いただけるかと思います。

この時期だけの福井の味「ズボガニ」をご賞味頂けたら幸いです。

 

 

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雲丹塩(うにしお)が朝日放送様の番組「おはよう朝日~土曜日です~」にてご紹介いただきました

天たつの雲丹塩(うにしお)をイカのお刺身にかけても酒の肴に美味です
天たつの雲丹塩(うにしお)をイカのお刺身にかけても酒の肴に美味です

先月2014年1月のことになりますが、天たつで製造販売している汐雲丹から作った調味料「雲丹塩(うにしお)」を朝日放送様の番組「おはよう朝日~土曜日です~」にて福井の珍しいご当地調味料としてご紹介をしていただきました。

 

 

取材当日は社長がご対応をさせていただいたのですが、漫才師のミサイルマンさんがリポーターとしてご来店くださり片町本店にてロケをしていただきました。

本当にありがとうございました。

 

 

 

雲丹塩は天たつが江戸時代から扱っている越前仕立て汐雲丹(しおうに)で作ったウニの香り濃い調味料です。

 

 

まず汐雲丹とは、という事になるかと思うのですが「越前仕立て汐雲丹(しおうに)」は日本三大珍味の一つといわれるバフンウニで作る高級珍味です。

バフンウニの生ウニの部分に塩を振り、水分を抜いてギュッと凝縮させねっとりとしたペースト状に仕上げます。

それを楊枝の先やお箸の先で少しとり、なめながらお酒をいただくとそれはもう格別の美味しさです。

浜の人たちのあいだでは小豆粒くらいの汐雲丹を上顎の内側にくっつけて、口の中でなめながらお酒を一合のむ、という呑み方もあります。

ご飯にのせて食べても大変おいしく、江戸の当時は福井藩から他藩大名、将軍家、宮家への贈物として珍重された福井の伝統食です。

 

 

 

雲丹塩はこの汐雲丹を塩を強めに作りそれを乾燥し粉状にしたものと、バフンウニに塩を振った時に出てくる液体「雲丹醤(うにひしお)」を乾燥させて粉にすったものを合わせて作ります。

 

雲丹で作った塩ですのでしょっぱいのですが一口なめますとウニの香りが鼻の奥に広がるなんとも贅沢なお塩。

 

 

この雲丹塩、おにぎりを握る際の塩として使ったり、ご飯に少し振り掛けて食べても美味しいのですが、お料理にお使いいただいても美味です。

 

 

私のお気に入りは湯豆腐のお豆腐に雲丹塩をかけて食べること。

磯の香りが口の中に広がり、お豆腐の甘みと相まってこの時期の燗をしたお酒との相性は抜群。

お酒が進むこと間違いなしです。

 

 

他にも雲丹塩を使っていろいろなお料理ができるかと思いますのでぜひお試しいただけたら幸いです。

 

 

 

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2014年度のズボガニ漁が解禁となり本日2月3日より本格的に発送を開始します

本日天たつより発送するズボガニは福井県越前町でとれた爪の大きな蟹でした
本日天たつより発送するズボガニは福井県越前町でとれた爪の大きな蟹でした

福井の冬の旬味「ズボガニ」が2月より漁解禁となり、天たつでは本日より商品の発送を本格的に開始いたします。

 

ずぼ蟹はズワイガニの若い脱皮仕立てのカニのことで、脱皮したてのため殻が柔らかく手で簡単に折れます。

また身が水分を多く含み(別名「水カニ」ともよばれています)大変ジューシーな甘味濃い味わいがあります。

 

この「ずぼ蟹」水分が多いことと、まだ脱皮して大きくなった殻に身の大きさが追い付いていないこともあり、殻からの身離れが大変良く、手で足の殻をおり引っ張ると「ズボッ」と身が抜けます。

それで「ずぼ蟹」と呼ばれるようになったそうです。

 

 

ズボッと抜けた身をそのまま食べるだけという手軽さもズボガニの魅力の一つ。

 

 

 

本日入荷したズボガニは福井県越前町で水揚げされた蟹でした。

カニの爪も大きく身入りもよさそうです。

 

 

これから3月中ごろまで漁が続くのですが、後半になってくると身の美味しさは変わりませんがカニの殻が固くなり手で割りづらくなってきます。

ズボガニの醍醐味でもある手で足を「バキッ」とわって、身を「ズボッ」と抜きそのままほおばり美味しくお召し上がりいただくのも早目の時期をお勧めいたします。

 

 

ちなみにずぼ蟹はジューシーで甘味濃い味のため何もつけなくても十分美味しくお召上がりいただけますが、つけるのであればお醤油と酢を1:2くらいであわせた酢醤油に少しつけて食べても美味しいかと思います。

 

ご飯のおかずとして、身を集めて蟹丼にしても美味しいかと思います。

またこの時期は燗にした美味しいお酒と共にお召し上がりいただくのもよろしいかと思います。

 

旬のズボガニをどうぞお召し上がりくださいませ。

 

 

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