天たつの限定ウニ「粒うに」は、一年間で越前仕立て汐うにが新物になる8月の初旬から末頃まで、約20日間だけ販売をしています。
バフンウニを薄塩で仕込み、つぶつぶのバフンウニの形のままお客様へおとどけする特別な汐うに。
特別な理由は2つあります。
1つは塩が薄いこと。
通常販売しています汐うにも年を重ねる中で少しづつ塩を薄くしてきておりますが、この粒うにはさらに塩を薄く仕上げてあります。
塩を薄くすると日持ちが短くなるのですが、その分バフンウニの甘味がはっきりと出てきます。
2つ目は粒のままの形です。
通常天たつの汐うにはペースト状に練り込んだものを容器に詰めて、お客様にお渡しさせていただいております。
元々の粒粒の、ウニの形のままにしますとどうしても空気に触れる面積が多くなるため味の変化が早くなります。
ただ、このウニのつぶつぶの形を残しますと独特のねっちりとした食感が残ります。
練りうにの越前仕立て汐うには口の中で舐めながら溶けていくような食感となりますが、この粒うには口の中で噛みますとねっちりと歯の裏や上顎の裏など、口の中にくっついてくるような食感。
非常に雲丹の濃厚さを堪能いただけます。
上記の理由の通り、日持ちもあまりせず常温でのお持ち歩きにも適しておりません。
そういうことも有りこのとれたての時期だけ販売をさせていただいている次第です。
その味はと言いますと、磯の香りは大変芳醇で、新物特有の爽やかさを感じます。
それでいて、口の中に入れますと旨味濃厚。
塩気も薄目のため甘味も大変感じられ、ウニの甘味、旨味が凝縮した味をご堪能頂けます。
お召し上がり方はお酒のつまみ、またはご飯にのせて食べていただくのがお薦めです。
お酒もご飯もススム、ススム。
保管は冷蔵庫で10日間は持ちますので、お盆の時期のご来客などにお使いいただけるかと思います。
この時期だけの特別なウニ、「粒うに」をご家族ご友人の集まる席などでおつかいただけたら幸いでございます。
江戸時代より日本三大珍味の一つと言われ、お酒を飲まれる多くの方に喜ばれてきた天たつの越前仕立て汐うにはバフンウニに塩をふり、水分を抜きつつ凝縮熟成させて作るため、汐うにを100グラム作るのにバフンウニを100個必要とします。
その味は至極濃厚で、ウニの甘味と旨味が大変凝縮しております。
この汐雲丹をさらに乾燥し凝縮して作るウニフリカケが_粉うに_です。
粉うには前述した汐うにを乾燥し粉末状にして作るため、原料はバフンウニと塩だけ。
バフンウニの旨味と甘味を究極に凝縮した振りかけとなります。
その贅沢な旨味は、作る材料の豊富さにあらわれます。
粉うにを100グラム作るために、バフンウニを200個から300個使い仕上げております。
この粉雲丹が生まれたのは江戸時代に遡ります。
当時福井藩より越前仕立て汐うにが各藩大名家や江戸将軍家への贈り物にされていました。
江戸の地まで運ぶ道中、桐の箱に入れて運んでいたのですが暑いさなかに運ぶため表面からだんだんと乾いて固くなっていきます。
贈り物として差し上げるのは表面の硬いところはとりのぞいて中心のやわらかな部分だけ。
そこで取り除いた硬い部分は細かくして刺し身などに掛けて食べていた、という話が伝わっておりました。
越前仕立て汐うにはお酒のつまみにしても大変美味しいのですが、ご飯に載せて食べても美味な一品です。
磯の香りが口の中いっぱいに広がり、旨味と甘味がご飯の次の一口を誘います。
昔から伝わる話をもとに、汐うにを乾燥し粉にしてご飯にかけてはどうかと試したのが粉うにの始まりでした。
粉うにをご飯にかけますと湯気で次第に戻り濃厚な磯の香りが立ち上ってきます。
「ちょっとかけすぎたかな」と思われる程度にかけていただくのが美味しく食べる秘訣かと思います。
塩気も程よく雲丹の甘味と旨味でご飯が進みます。
この粉うに、ご自宅で、また贈り物にもお使いいただけましたら大変嬉しく存じます。
天たつで今月、8月1日から販売開始となりました新物越前仕立て汐うにの販売会を8月3日~9日まで大阪なんば高島屋様にて、8月10日~16日まで東京日本橋高島屋様にて開催いたしますので、ご案内させていただきます(^^)
お近くお寄りの際は、ぜひご来店いただきこの時期だけの磯の香り濃い新物汐うにをご賞味いただけたらと思います。
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大阪高島屋様 天たつ 新物汐うに販売会
場所 : なんば高島屋 地下1階 味百選売り場
期間 : 2016年8月3日 から 8月9日
時間 : 10時 から 20時
商品 :
新物越前仕立て汐うに
粉うに
干うに
雲丹塩
へしこ酒あらい
甘えび昆布〆
平目昆布〆
冷漬け(冷やしダシ茶漬けの素)各種
カニ身入り蟹味噌
もみわかめ
雲丹豆
うにぴーなっつ
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日本橋高島屋様 天たつ 新物汐うに販売会
場所 : 東京日本橋高島屋 地下1階 催し場
期間 : 2016年8月10日 から 8月16日
時間 : 10時30分 から 19時30分
商品 :
新物越前仕立て汐うに
粉うに
干うに
へしこ酒あらい
甘えび昆布
カニ身入り蟹味噌
もみわかめ
雲丹豆
うにぴーなっつ
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皆様のご来場心よりお待ちいたしております。
2016年も天たつ片町本店、天たつ福井駅プリズム福井店、天たつWeb店にて国産新物粒うに、国産新物汐うにの販売を本日8月1日より開始いたしました。
磯の香りの濃いこの新物の時期にぜひお求めいただけたらと思います。
これからお盆に人が集まる時期のお酒の摘みに、また手土産としてお使いいただいても季節の物ということでお喜びいただけるのではないでしょうか。
「粒うに」と「汐うに」の違いは何かといいますと、「塩の加減」と「形状」です。
汐うにとはバフンウニの卵巣に塩をふりかけ、水分を抜いて凝縮させ、それを練りあげて作る練りウニです。
濃厚な磯の香りと口の中で溶けるような食感が美味です。
対しまして粒うには汐雲丹よりさらに塩を薄くふりかけ、練りこまずウニのつぶつぶの形を残したままご提供している、夏限定(8月の20日間ほどだけの販売です)の汐うにになります。
ウニの甘味と旨味をじっくりと味わえる、そんな一品です。
どちらも磯の香り高く、この時期に是非食べていただきたい天たつおすすめの雲丹。
ぜひご賞味頂けましたら嬉しく思います。
TEL: 0776-22-1679
FAX: 0776-25-1865
天たつ 若女将天野雅代です
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